税理士への道 -19- 邂逅

スタッフブログ

2023/03/21

安川大祐

こんにちは。安川です。
前回のブログの続きです。

前回のブログはこちら 税理士への道 -18- 塾講、再び…

これからについて

2020年12月、辞めた会社でバイトを始めるというよく分からないことが起こってしまいました。

程なくして、1回目の簿記1級の試験の不合格が判明するので、簿記1級の勉強をしながら、火曜日と金曜日の夜は丸岡で個別指導の講師のバイトをするという生活が始まりました。

そして気が付けば2回目の簿記1級の試験も終わり、その結果というか出来具合は、以前にも書きましたがかなり微妙なものでした。正直言うと、2回目の簿記1級の試験が終わったときは、流石の私も「これから俺どうすんだ」と思い悩んでいました。

というのも、この年の税理士試験を受けるためには、今回の簿記1級の試験に合格しなければならず(私は大学時の単位などによる税理士試験の受験資格を満たしていませんでした。)、もし不合格である場合には、もちろん今年の税理士試験は受けられず、さらにまた受かるかどうかも不明である簿記1級の勉強をしていかなければならないという状況であったためです。はっきり言って、絶望してましたし、精神的にもかなり不安定でした。

そんな中、簿記1級の試験が終わった次の週のこと。火曜日だったと思うのですが、いつものように授業の始まる30分くらい前に出勤し、授業の準備をしていた時です。

「よう安川」と、聞き覚えのある声を掛けられたのです。塾長がそこにいました。まさかの事態に驚きを隠せませんでしたが、塾長は私に、「またウチで、総務と経理担当の社員として働かないか」と言ってきたのです。

会社に後ろ足で砂をかけて辞めていったような者に対してまさかの申し出ですが、聞くところによると、会社の規模と社員数の拡大に伴い、これ以上主として塾長が会社の総務や経理をやることに限界を感じているというような話でした。そのため、会社についてある程度精通しており、総務と経理をやっていた私に白羽の矢が立ったとのことです。

通常であれば、自分が嫌になって辞めた会社でもう一度働くなんてあり得ないことですが、この時の私は前述の通り自分の今後について思い悩んでいた時であり、熟考に熟考を重ねた結果、様々な条件をクリアすれば働いてもよいという結論に達したのです…。

次回に続きます。

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プロフィール

京都大学卒。只今税理士目指して勉強中。残りは税法1科目。前職は塾講師で、高校生に数学を教えながら経理をしていた経験から簿記2級・1級取得を目指したことがきっかけで税理士を目指すようになりました。趣味は筋トレで、これの効果か体重が15kgほど増加。

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