税理士への道 -25- 2021年税理士試験

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2023/04/11

安川大祐

こんにちは。安川です。
前回のブログの続きです。

前回のブログはこちら 税理士への道 -24- 税法暗記の登竜門

初めて迎える税理士試験

遂に試験の日がやってきました。ちなみに前日は誇張なしに一睡もできませんでした。簿記論の試験は午前9時開始なのですが、枕が変わると眠れない質なので前泊はせず、当日に、大野から福井までは車で行き、福井から金沢までは電車で行きました。

そのため、当日朝早かったので、前日は夜の9時には床に就いたのですが、遂に眠りに落ちることはなく、気づいたら朝の5時になってました。というか、試験1か月前ぐらいから緊張で寝付けない日々が続いていたので、試験前日に快適な睡眠を送ることができるはずもないのでした。

しかし不思議なもんで、緊張しているときって寝てなくても眠気自体はあまりないんですよね。頭が通常通り働いているのかどうかは分かりませんが。

そんな中、簿記論の試験が始まりました。このときは大問1を見た瞬間に面喰いました。全然解いたことのないタイプの問題だったのです。しかも、最初の問題が語句問題だったのですが、その最初の問題から分からなかったです。

幸先悪すぎでしたね。確か、大問2もよく分からなくて、大問2を解いている最中に「これもしかして落ちるんじゃないかな」って思いました。

でも、ここであきらめるわけにもいかないので、「過去問で常にボーダー以上取れてた自分がこんな出来だってことは、周りはもっとできてないはずだ」と思うことにして、何とか気持ちを持ち直して大問3まで解き切りました。

午前の簿記論の出来が、メンタル面に影響がなかったかと言えば嘘になりますが、午後の財務諸表論が始まりました。

私は、問題の順番通り理論から解いていったのですが、このときの理論の問題って今までの過去問とは一風変わっていて、計算っぽい問題とかもあったんですよ。論点的にも、やったことあるようなものだったので、あくまで体感なのですが、過去問を解いた時とは違い、出来自体は悪くない感じでした。

計算問題も、正直簡単だったような気がします。時間も普通に余りました。見直しに時間を使えて、記号で答えなければならない問題を記号で答えておらず、それを焦ることなくしっかり訂正することができたぐらい時間が余ってました。

試験が終わっての自分の体感は、「簿記論はどうか分からないけど、財務諸表論は大丈夫じゃないかな」という感じでした。このときは、少なくともどちらも落ちているってことだけはないとは思ってましたね。

ちなみに自分の性分として、自己採点ができないチキン野郎なので、自己採点は一切せず、結果についてはとにかく12月の合格発表を待つしかないのでした…。

次回に続きます。

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プロフィール

京都大学卒。只今税理士目指して勉強中。残りは税法1科目。前職は塾講師で、高校生に数学を教えながら経理をしていた経験から簿記2級・1級取得を目指したことがきっかけで税理士を目指すようになりました。趣味は筋トレで、これの効果か体重が15kgほど増加。

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