こんにちは。山本庸介です。今日は退職後のお話です。
受験科目で悩んでいましたお話を書こうと思います。

退職

1月に入ってから同僚に発表となりました。ただでさえ迷惑をかけるのだから、引継ぎはしっかり行おうとしました。周りの方はとても残念がってくれて、既に転職された方々からうちで働かないかという誘いをいくつも受けました。私の決意は固かったのでお断りしましたが、必要とされていることが素直にうれしかったです。

退職前にとある同僚と初めて1対1で食事しました。私より若い男性でしたがとても優秀な方でした。その方から教えてもらったのが、他の職場では、その若手の人か私が担当になれば安心だと言われていたそうです。品質保証という業務は、往々にして他部署とぶつかることが多い中で、そのように評価して頂いていたのがただただ嬉しかったです。

たった1年半しかいなかった私ですが、送別会を開いて頂き、サプライズプレゼントも貰いました。東京って冷たいイメージでしたが、職場の皆さんは温かい人が多く、いい人たちばかりでした。自分の我が儘で会社に迷惑をかけて退職したのです。絶対税理士にならなきゃ顔向けできないと決意を新たにしました。

科目選択

退職する頃には、勉強のペースも分かってきました。相続税法は遅れ気味でしたけど、受験に専念すれば何とかなるなと思ってました。しかしそのような状況の中で受験科目に迷いが生じます。

受験科目はほぼ絞ってました。簿記論、財務諸表論は必須の会計科目ですが、税法は9つある内、3つに合格する必要があります。実務に直結するのはその中でも相続税法、消費税法、法人税法、所得税法の4つ。その中で3つを取ろうと思ってました。ただし、4つのうち3つをどの組み合わせで取るかは決めていませんでした。

1年目に税法の中では比較的ボリュームの少ない消費税法を選択すると、2年目でボリュームが多い税法2科目を取らないといけません。相当きついだろうから、1年目は相続税を選びました。

…つづく

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プロフィール

脱サラして福井県にUターンして税理士に。生まれ故郷の大野市のために何かしたいとお客様のために頑張る人。難しい話を難しくない言葉で喋ります。薬剤師の免許と米国公認会計士の資格あり。数字を見るのが三度の飯と同じぐらい好きなえびす顔。苦手なことはダイエット。

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