税理士受験記⑧ 試験直前の準備

こんにちは。山本庸介です。
今日は、試験直前のことを書こうと思います。相続税を諦めて簿記論、財務諸表論、消費税法の3科目合格を目指してラストスパート。試験合格するために必要な事前準備はすべてやろうと思っていた試験前日までを書いていきます。

簿記論

答練ではとてつもなく難しい問題、3時間ぐらいかけないと解ききれない問題が出てきます。何とか2時間で解答をすべて埋めてやろうとしていましたが、ここまでくると諦めの境地です。先生が言っていた問題の取捨選択が大事という言葉を素直に受け入れました。大問1,2,3とそれなりに回答を埋めたら次の大問に進む。120分で合格点をとるという作業に慣れるように練習しました。

簿記論は一番自信がある科目です。苦手な論点が出たとしても、高熱がでて体調が悪かったとしても絶対簿記論だけは落とせないという想いでやっていました。


簿記論完全無欠の総まとめ 〈2022年度版〉 税理士受験シリーズ

財務諸表論

簿記論と同じく計算には自信がありました。注記と分配可能額の計算だけは間違えないように見直ししていました。

理論はキーワードさえ暗記できれば、それをつなげて解答を作ればいいと考えていました。直前の講義を聞いて思い直します。先生から計算が非常に簡単だった場合は、理論勝負になると言われました。どんな問題が出たとしても絶対に合格するために、理論テキストに書かれているものは、そのまま暗記しようと考えを変えました。

消費税法や相続税法に比べれば、財務諸表論の暗記量はたいしたことありません。理論テキストのひたすらパラパラとめくりながら音読していました。確認のためにパソコンで暗記した理論が書けるかタイピングして確認していました。


税理士受験シリーズ 財務諸表論過去問題集〈2022年度版〉

消費税法

一番合否が怪しいのが消費税法でしたので、直前期は一番時間を割きました。計算はスピードを上げても正確に問題を解けるようにすることを意識しました。課非判定は頭よりも体が先に反応するぐらいまで練習しました。本番で計算問題のボリュームが多いと時間が足りなくなるのが通常です。私の武器は計算だと思っていたので、ここで差をつけるつもりで練習しました。

理論は最終的には理論マスターの全てのテーマを暗記しました。覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しで、徐々に覚えていきました。理論マスターの上級編にあたる理論ドクターの内容の一部は、理解できずにタイムオーバーとなりました。事例問題が出た場合は、時間をかけてでも慎重に課非判定を合わせることが大事だと意識しました。


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時間配分

勉強時間の内訳は、簿記論:財務諸表論:消費税法=1:3:6ぐらいで、1日の勉強時間は最低でも12時間はやっていたと思います。簿記論は力が衰えないように1日1題解くといった感じで、財務諸表論と消費税法の理論暗記に多くの時間を割いていました。

事前準備

試験は泣いても笑っても年に1度だけ。試験本番にコンディションをベストな状態に持っていくことも大切です。そのための準備も入念に行っていました。

1日3科目答練

私が選択した科目は、試験1日目の9時から簿記論、財務諸表論、消費税法と1日3科目受験となります。試験本番の極限まで集中した状態で2時間×3回解いても大丈夫なように、この頃は朝9時から2時間答練を同じ科目順番で3回受けていました。一番苦手な消費税法が3コマ目になるのですが、ヘトヘトな状態でもしっかり問題に向き合えるか練習を重ねていました。

生活リズム

受験専念していると徐々に夜型になっていたのですが、朝方に戻すために、早寝早起きをして生活リズムを変えていきました。といっても意識だけではかわらないので、お酒の力をかりて早寝するようにしました。元々お酒が弱く「ほろよい」という缶チューハイを半缶飲めば泥酔するので安上がりでした。それでも試験前日は緊張で寝付けないだろうから、前々日の夜の睡眠時間は短くして眠気が来るようにしました。

食事

この頃は食事にも気を使いました。普段は刺身とかステーキはレアが好きなのですが、この時期は体調が悪くならないように、試験中にお腹を下さないように生ものは控えるようにしました。

前泊

試験会場まで自宅から行くこともできたのですが、朝の移動時間中に何かあっても嫌なので、前泊することにしました。安いビジネスホテルだと壁が薄くて隣の音が気になって寝付けないといけないので、1泊2万円以上する高級な宿に泊まりました。夕食でおいしそうな刺身があったのですが、生ものは控えていたので、我慢しました。試験会場の下見も前日に行いました。

合法的ドーピング

試験当日は2時間の試験の合間が1.5時間あるのですが、その間に飲もうと思って栄養ドリンクを買いました。1日3科目答練をしていた時は合間にエナジードリンクを飲んでいたのですが、試験本番用に1本1000円以上する栄養ドリンクを用意しました。これで頭が冴えるのなら安いものです。あと、チョコレートもいくつか用意しました。

試験前日はホテルに着いた後、消費税法の気になる論点の暗記をさっと確認して早めに就寝しました。さぁいよいよ本番です。

…つづく

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