田舎に戻った僕はこんな人 決意編

こんにちは。山本庸介です。

外の世界に出たいと思って地元を離れた僕は「地元に戻りたいな~」と考えるようになりました。

でも地元戻って何ができる?生活できるか?都落ちだと周りに馬鹿にされないか?などネガティブなことばかり考えてしまいます。今思えば現実逃避したかっただけかもしれません。しかし、どうやったら田舎で「楽しく」、「やりがいのある」充実した毎日が過ごせるかを真剣に何カ月も考えました。

たどり着いた答えが税理士として地元の企業に貢献するというものでした。

のんびりしたくて地元に帰るんじゃない。都会の人間に負けないくらい仕事して人生を楽しんでやる!そう決意して、場所も仕事内容も全く違うところに飛び込むことにしました。ノバルティスファーマはわずか1年半で退職しました。当時の年収は約1000万円でしたが、無職で税理士の道を目指すことにしました。

税理士受験1年目(無職時代)

中年未経験のおっさんが税理士を目指すのだから、少しでも早く税理士にならなければと早期合格を目指します。税理士試験は年1回の試験で累計5科目の合格を目指す試験です(別ルートもたくさんありますが)。働きながら受験される社会人が多いので、1年1科目多くても2科目ぐらいが大半です。

一方で、税理士受験のパンフレットには2、3年で5科目合格の実績がアピールされています。専門学校の相談員に2年で合格したいから初年度に4科目受験すると伝えところ、現実的ではないと反対されました。少しでも早く5科目合格をしたかったので反対を押し切って4科目勉強を始めます。加えて大学院時代から続けていた慶応大学経済学部の通信教育課程の在籍期間が通常の期限である12年経過し、退学になりそうでした。特別の延長を申し込み、こちらの単位取得も同時に目指しました。4月から8月までの5カ月間は無職で4科目受験+大学の単位取得をするため本気で勉強しました。12月に合否発表がありましたが、何とか3科目合格しました。大学の単位も30単位ぐらい取りました。

税理士受験2年目(税理士事務所勤務)

1回目の受験が終わった9月に税理士事務所でアルバイト勤務をし始めます。税理士試験に合格してから就職するつもりだったのですが、たった5カ月の無職期間でギブアップしました。社会とのつながりがなく、何のために自分が存在しているのだろうという虚無感に耐え切れませんでした。無職で2年5科目合格するよりも働きながら2年5科目で合格できた方が難易度高いからそっちを目指そうと思うようにしました。「倒れるときは前のめり」が僕の行動指針になったのがこの頃です。

…つづく

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プロフィール

脱サラして福井県にUターンして税理士に。生まれ故郷の大野市のために何かしたいとお客様のために頑張る人。難しい話を難しくない言葉で喋ります。薬剤師の免許と米国公認会計士の資格あり。数字を見るのが三度の飯と同じぐらい好きなえびす顔。苦手なことはダイエット。

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