税理士受験記①勉強開始

こんにちは。山本庸介です。今日は税理士になろうと決めて勉強を始めたころのお話をしようと思います。

2016年11月にTACで2年5科目パックを申し込み、初年度は簿記論、財務諸表論、相続税法にチャレンジすることにしました。受験勉強を始めてから東京での仕事の退職の意思表示をするまでのお話です。

勉強開始

講義は9月から始まっていたので、2カ月ちょっと遅れてのスタートです。教材が山盛り送られてきました。簿記1級は6年ほど前にとっていたので、簿記論と財務諸表論の最初の方は復習のつもりで講義を聞けるだろうと思っていました。講義を聞いて、そういえばそんな会計処理もあったなと思い出していました。わかった気になって問題集やミニテストは解かずひたすら講義を聞いていました。

簿記論と財務諸表論の基礎マスターコースは4分冊あります。1分冊あたり8回講義があって、最後に実力テストがあります。これを4回繰り返して試験範囲のベーシックなところを年内に終わらせます。

一通り講義を聞いて第1分冊の実力テストを解きました。すると、あれ全然できていない・・・簿記はスポーツのようなもので、しばらくやっていないと忘れます。6年前に日商簿記1級を取った後、仕事でも触れる機会がないので、仕訳が切れませんでした。あまりにふがいない結果に実力テストの提出が恥ずかしくて、2回目を解いて、それを提出しました(完全にズルです)。

いきなり自己流でやったらだめだ、先生の言うことを聞いて着実にやろう。当たり前のことなんですが、その当たり前が出来てませんでした。いきなり教材がどかっと送られてきて、早く追いつかないといけないという焦りもありました。年内は相続税法を後回しにして、まずは簿記論と財務諸表論を中心にやって、2科目だけでも講義のペースに追いつこうとしました。

毎週のように教材が郵送されるのですが、相続税の教材は開封せずにどんどん積み上がっていきました。TACと大原の受験相談時にカウンセラーから1年3科目は受験専念でもきついですよと言われた記憶がよみがえってきます。

それでも何とか年内に簿記論と財務諸表論の講義のペースに追いつくことができました。往復4時間の通勤時間を使って講義を聞いて、帰宅後に問題集を解き、週末に実力テストを解くスタイルでした。講義はずっと1.5~2倍速で聞いてました。税理士試験に限らず、通信教育でずっと勉強していていたので、講義のスピード調整ができ、好きなタイミングで止められる通信教育は僕のスタンスに合ってました。

逆に1講義3時間は長すぎて、集中力が持ちません。コロナの前は様々な研修会に参加していましたが、途中で飽きてしまって話の内容が入ってこなくなる時があります。通信だったらわからなくなったところまで巻き戻して聞けるのにな~と思ってたりして、余計に話がわからなくなってました。

山積みになっていた相続税法は、年末年始休暇中に講義をちょっと聞きました。4分冊の内、1分冊だけ聞けた程度です。相続税法の通信講座の担当は阿部先生というTACの名物講師だったのですが、話が面白いしわかりやすかったです。プロの講師って感じでした。相続税って面白そうだな、早く次の講義が聞きたいなと思いました。

簿記の勉強を久しぶりにやって、やっぱり楽しいなと思いました。計算問題を解いて答えが合っていると楽しいのです。楽しいと思うとどんどん問題をやりたくなってきます。自分が興味あることが仕事になるって素敵だなと思ってました。

一方で暗記は苦手です。財務諸表論の初めの方はあまり覚えることもないのですが、それでも科目名とか科目配列の順序(流動資産の中でも現金、預金、売掛金といった順序)等を覚えるように言われます。単純な暗記は苦手で、科目の順序とか問題解いていったら自然と覚えるだろうと高を括って覚える努力をしませんでした。

11月終り頃に上司と1on1のミーティングがありました。その時に退職の意思を伝えました。ミーティングは別の目的で行っていたのですが、何の話だったか覚えていません。田舎で税理士として働きたいと伝え、これまでの職歴とは全く関係のない仕事だし、大丈夫か。社内にテレワーク制度があるので、その制度を使って、働きながら目指してはと色々アドバイスを受けました。

僕の職場は同じ部署で3年務めた人がいないと言われるほど、入退社が激しい部署でした。たまたま僕とのミーティング後に幹部陣だけの会議があったそうです。僕が退職を希望していることが共有され、人事制度に問題あるのではと当初の議題とは違う内容で話し合いが行われたそうです。直属の課長、その上の部長、事業部の役員、そして人事部との面談を経て、12月末までに3月末をもって退職することが決まりました。

…つづく

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