税理士受験記⑥ 全国公開模試

こんにちは。山本庸介です。

今日は通信で勉強していた私が初めて受験仲間と共に全国公開模試を受け、予想外の良い結果に調子に乗った頃のお話を書こうと思います。

全国公開模試

6月にTACの全国公開模試を受けました。普段は仲間はおらず通信で勉強していました。答練は2時間測っていましたが、自分の好きなタイミングでスタートできていました。周りに受験生がいる環境で同じ問題を解く機会はめったにないので、交通費をかけてでも、受験生の多い大阪で全国公開模試を受けました。1日3科目の受験が限度だったため、簿記論、財務諸表論、消費税法をTAC校舎で受けて、相続税法は自宅受験にしました。

試験前日に移動してホテル宿泊しましたが、ほとんど消費税法の勉強をしていました。暗記していない論点が出ると一発アウトだったので、理論暗記が中心です。ものすごく難しい問題が出ると聞いていたので、ドキドキしながら初の全国公開模試を受けました。初めて同じ受験仲間を見た時もこの時です。受験生の年齢層も幅広く、私と同じかそれ以上の方も珍しくありませんでした。皆さん私と同じような年齢でも税理士目指しているんだなとわかって励みになりました。

試験が始まれば、問題に集中してあっという間に2時間経過します。確かに問題は難しく全てを解き切ることはできませんでした。手ごたえは全くありませんでした。自分自身がどのぐらいの位置にいるのか全く想像がつきませんでした。

結果発表

忘れていた頃に公開模試の結果が届きます。封を開けてみると、

  • 簿記論S
  • 財務諸表論S
  • 消費税法S
  • 相続税法D

という結果でした。判定はS、A、B、C、Dの5段階でSが一番いい成績です。予想外の良い結果でした。簿記論と財務諸表論は上位1%ぐらいでした。消費税はそこまでではありませんが1桁%ぐらいでした。成績上位者は名前と点数が受験者に公開されるのですが、3科目とも成績上位者として載っていました。

調子に乗る

この頃は完全に調子に乗っていました。簿財消は合格できる。相続税法も含めて4科目合格を目指そう。3科目の勉強時間を減らして相続税法に時間を割くようにしました。実力以上の結果が出たことで、特に消費税の時間を減らして相続税法の勉強に充てるようになりました。

消費税法の結果は本当に問題に恵まれただけでした。特にTACの計算問題はドラッグストア事業者の問題で、製薬会社で勤務していた私としてはなじみがある業界の問題です。例えばレセコンを購入したと問題文に書いてあっても、ほとんどの方はレセコンって何?となるので、課税区分の判断が難しかったようですが、私にとって簡単な問題でした。更に計算問題に90分ぐらいかけて最終税額まで求めました。残り30分で理論を解いて、結果半分ぐらい手を付けられないで時間切れとなりました。計算はほぼ満点の40点代、理論が20点代で最終判定がS評価でした。

S評価という結果でみるのではなく、

  • 時間配分ができていないこと
  • 計算問題を解きたがる癖が抜けていないこと
  • 理論の出来の悪さ

これらに焦点を当てるべきだったと今では思います。しかし、その時の私は、1年3科目簿財消であれば、世の中にいるけど、簿財消相の4科目を1年で受かる人は中々いないだろうから、それを目指そうとしました。

勉強時間は相変わらず、最低12時間以上はキープしていたと思います。勉強時間の内訳は、簿記論:財務諸表論:消費税法:相続税法=1:1:2:6ぐらい比率で相続税を何とかしようとしていました。この頃は消費税の暗記も全範囲終わったわけではありませんでした。

受験専念だと勉強時間は確保できますが、複数科目受験だと1科目あたりの時間は決して多くないです。消費税法は3月頃から始めたばかりで絶対的な時間数が少なかったのに、全国公開模試後の勉強時間は2~3時間程度になりました。暗記時間は相続税法に多くの時間を割き、寝る前30分のゴールデンタイムも相続税法に使いました。

簿記論は合格レベルに達しているだろうと思っていましたが、問題を解かないと忘れていくのが怖く、毎日1題は総合問題を解いていました。総合問題を解いて解答を確認、間違った問題の復習とすると、どうしても最低1.5時間ぐらいは毎日使っていました。

…つづく

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