税理士への道 -4- 簿記の勉強

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2022/09/13

安川大祐

こんにちは。安川です。
今回は簿記を勉強し始めた頃のことから書いていこうと思います。

とりあえず簿記3級でも受けてみっか

そんな軽い気持ちで簿記3級を受けることとなったのですが、この時、簿記には全く触れたことはなく、簿記に関する知識はほぼゼロでした。このとき私が持っていた情報は、簿記3級の受験経験がある同僚の、「1週間ぐらい勉強して66点で不合格だったんで、簿記3級なんて1週間ちゃんと勉強すれば余裕ですよ。」という言葉だけで、その言葉を真に受けた私は、受験日の6日前にようやく簿記3級のテキストを買ったのでした。


本来、簿記3級に真摯に向き合っており、本気で合格するつもりであれば、勉強方法や購入すべきテキストの情報等を調べて、そのうえでテキストを購入するというのが、通常の行動かと思います。しかし、この時の私は簿記3級を完全に舐めており、このような情報収集等は全くせず、「とりあえずテキストなんて1冊ぐらい買っておけば十分だろう」という考えのもと、「やさしすぎる解き方」という言葉に惹かれて、あるテキストを購入したのでした。そのテキストとは、「日商簿記3級 みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本」というテキストです。


日商簿記3級みんなが欲しかった!やさしすぎる解き方の本

このとき私は、このテキストの中身など全く確認することなく、まるでCDをジャケ買いするかのようにこのテキストを購入したのですが、この行動の大きな間違いに全く気付いていないのでした。

テキスト購入の翌日、ようやく重い腰を上げ、簿記3級の勉強を始める時がやってきました。
塾の仕事というのは基本的には勤務時間帯は夜です。当時の就業時間は14:00~22:00でした。この頃の私は、だいたい11:00ぐらいに大野の家を出て、仕事は22:30ぐらいに終わりそれから帰宅するというような生活を送っていました。朝早く起きて仕事に行く前に自宅で勉強するという気は全く起きなかったですし、自宅で勉強する気も起きなかったため、仕事が終わった後に教室で勉強することにしました。教室の電気を全部消したうえで、普段は生徒が使っている自習ブースで、デスクライトだけをつけて勉強しましたよ。まさに現代版蛍雪の功ですね。そんな大層なもんでもないですが。

そしてテキストを開いて、勉強を始めていこうとしたのですが、ここで私は大きな間違いを犯したことに気づいたのです。それは、私が買ったテキストは簿記の知識ゼロの初学者が使うテキストではなく「簿記3級を一生懸命勉強しているけどなかなか点数に現れず合格できない」みたいな人用のテキストだったのです。改めて言いますが、この時の私の簿記の知識はほぼゼロです。資産、負債、収益、費用などの意味などは分かってないですし、勘定科目なんてものもほとんど知りません。借方と貸方が、どっちが左でどっちが右だとかももちろん分かってません。

そんなまるでヨチヨチ歩きの赤ん坊かのような自分の目に飛び込んできた最初のテキストの内容とは、「仮払いした現金の旅費交通費としての計上」とかだったと思います。もう意味分からな過ぎて1問目から心折れそうでしたね。このとき2時間ぐらい勉強したと思うのですが、簿記の知識として得たものは何もなかったと言っても過言ではありません。ただ「今回の簿記3級、これは無理だな。」と悟ったのでした。そもそも軽い気持ちだったため、受験日まで残り4日ありましたが、これ以後とても勉強する気にはなれないのでした。したがって、私の1回目の簿記3級の受験はまさかの「棄権」という結果に終わったのでした。ちなみにこの簿記3級の受験(受験はしなかったわけですが)は2017年の6月のことです。

つづく…

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